■色の違い

   
   

ストリングでもグリップテープでもですが、「色」って付いてますよね。

その「色」によって、感触に変化(使用感の違い)はあるのでしょうか?・・・というお話です。

グリップテープ(オーバーグリップ)のお話からしますと、、、感触の違いは「あります!」

巻いている時の感触でも違います。

「白」は柔らかくて、(引っ張ったときの)伸びも良いですが、、「黒」は、伸びが悪くグリップの形にフィットし難くて、硬い感触がします。

他の色が着いているものも、黒ほどでは無くても、やはり硬いですね。

それでは、ストリングはどうでしょうか?

spiral_bk_wh

ストリングもグリップと同じで、やはり、色によって打球間に違いがあります。

表面にコーティングされている色は、伸縮性能よりもストリング表面の「滑り性能」に影響を与えています。
(ストリング表面がスベスベしているのか?、ザラザラしているのか?と言うコトですね)

この滑りは、スピンをかけるのに重要なスナップバックに影響を与えますが、、実は、張り(ストリンギング)にも大きな影響を与えます。

メイン(縦糸)を張る際にも、抵抗が大きいストリングだと、グロメット外側を回り込む時に若干ではあれ、グロメットの抵抗も相まって、テンションの掛かりが悪くなります。

その抵抗の大きいストリングに対して、上下に編み込まれるクロス(横糸)は、同じテンションでも、太さや表面の滑り具合によって、掛かるテンションが凄く変わってきます。

それによって、張り上がりの硬さが異なりますので、実際に打つと、少し飛ばなかったり、弾きが良かったりと、違いを感じるコトになります。

実際、うちの長男坊のラケットで、次の実験をしてみました。

使用したストリングは、いつも使っている、Hyperion124<SIGNUM PRO>と、SG SpiralTek130<Babolat>です。

Hyperionは、黒1色しかありませんが、SpiralTekは、黒と白(クリア)があります。

いつもは、Hyperionが黒なので、SpiralTekも黒を張っていましたが、試しに、SpiralTek130の白を張ってみました。

もちろん、テンションは、いつもの42Ls/40Lbです。

張ってから2日目位に「白はスピンの掛かり具合が悪い」とのコメントがありましたので、私も使ってみました。

結果、、、確かに、白の方が少し硬い仕上がりになっています。

実際に、ラケットストリングを叩き比べた音でも、違いがハッキリでした。

ひょっとして、テンションを間違えた???って思うくらい。。。

手触りからすると、白の方がスベスベしているように感じますので、これだと、クロス(横糸)を張り上げる際に、黒と同じテンションで張ってしまうと、スベスベした分、テンションのかかりが良くて、少しだけ、強い張り上がりになるんだと思います。

この辺については、今後も調査を続けて行きますの、何か新しいコトが分かりましたら、Blogに掲載して行きたいと思います。

乞うご期待!?? ( ̄▽ ̄)ノ

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