■ラケットを振れてますか?

   
   

・・・変なタイトルですね(笑)

『ラケット、振れてる?』

この質問をすると、概ね「何言ってんすか?、振れますよ~(笑)」と一笑に付されます (≧▽≦)ノ

まぁ、そうですよね。

ラケットを振ることが出来なければ、テニスは出来ませんから。。。

では、もう少し細かく書きます。

『ラケットヘッドを加速させながら振り抜いて、トップスピンを打てますか?』

 

ラケットの重さに任せて、体重移動で後ろから前にスイングをするガラパゴス化した旧時代の振り方は、論外です。

スクエア(或いはクローズ)スタンスで、(右利きの場合)左足をボールに向かって踏み込みながら、ラケットをボールの下から上に向かって振り上げて、左手でキャッチ!というような打ち方のコトです。

ぶっちゃけ、年配の方であれば、それでも良いと思いますが、、現代のジュニアにこんな打ち方を教えるのは、もっての外です。

また、今のラケットは、振り抜くことでパワーが出たり、スピン量が増えたりと、その性能がちゃんと発揮されるようになっていますので、重さに任せたスイングでは、発揮されるその性能は半分以下ってところでしょうか・・・

それに、軽量でも打ち負けることはありません。

250gの軽量デカラケでも、一般男子の打ち込んできたボールをボレーで受け止めることが出来ます。
(受け止めるどころか、ボレーエースになっちゃったので、これには、私自身もビックリ×ビックリでした(笑))

重たいラケットを使っているメリットは、ほとんどありません。

普通の中学生であれば、300gのラケットは、はっきり言って重たいです。

ぶんぶんとラケット振っているように見える子たちでも、トップスピンを打たせてみると明白で、複雑な利き腕の動きを、重たいラケットで出来るはずもなく、回転系のショット(サービスやストローク)はすっぽ抜けばかりです。

すっぽ抜けどころか、ラケットに引っ張られて、バランスを維持できません。

 

驚くのは、ちゃんとコーチが付いている子たちなんですね、、これが。

 

ある子に至っては、振り抜くどころか、体の回転を使って打つことも出来ずに、昔ながらの前にラケットを押していく最悪の打ち方をしている子もいます。

もちろん、この子にもコーチが付いています。

 

挙句の果てが、そのコーチが、その子たちの使うラケットに拘(こだわ)っているのを知った時には、もう、呆れるを通り越して、可哀想になってしまいました。

 

こんな状況を皆さんは、どう思います???

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