■ジュニアを育てる

   
   

いやぁ~大変×大変長らくご無沙汰しております。

これ以上ブログを放置すると、さすがに見捨てられそうなので(笑)、頑張って書きます。

今回のお題は、「ジュニアを育てる」です。

余りにもザックリとし過ぎていて、何のこっちゃ?って感じですが・・・

「育てる方向性」のついてですね。

ジュニア達を育てる場合、その子達がU18~U16で花開く様にと考えて育てるのですが、、たまたま「ジュニアは、U12、U14から!」という話を耳にしました。

それでこの記事を書くことにしました。

確かに、U12やU14から良い成績が残せれば、それに越したことはありませんが、小さい頃から勝つ事を主目的にテニスをしていると、見失ってしまうモノが数多くあると思います。

U12の年代はスタート地点にすぎませんので、まだまだ色々な点が未熟な状態ですし、U14に到っても、体は少し成長していますが、U12に少し毛が生えたような状態です。

そのような状態で勝って行く子達というのは、体の大きい子(=成長が少し早くてパワーがある)か、返球ミスの少ない子がほとんどです。
※地域や全国レベルとなると様相が変わって来ますので、県内レベルでの話です。

 

ほとんどの場合、体の大きいパワーのある子は、一発のショットやリーチの広さで勝って行きますし、ミスの少ない子は、相手の自滅で勝って行きます。

・・・ですが、勝てているとは言え、そのどちらも「テニスの内容」的には未熟な状態です。

「勝てている」と言っても、それは沖縄県内での話です。県外、それも九州地域ですら、その様なテニスでは勝ち続けて行く事を許してくれません。

『体格任せのテニス』や『ミス待ちテニス』では、上のレベルの選手に勝つ事はできません。

特にU16以上となると、体格差もなくなり、イージーボールを連続で叩き込む能力もついてきますので、勝ち続けていく事が、とても困難な状況となります。

 

よく「ミスの少ないテニス」を捉えて「守りのテニス」と表現する方達がいますが、低い年代であれば、それも多少は当てはまると思います。

・・・ですが、U14、U16と年代が上がって行くにしたがって、ミスを減らすだけでは「守る事」に繋がりません。

レベルの高い相手に、ミスの少ない(単純にボールを返球しているだけの)テニスでは、左右に振られ続け、最終的にはボールに届かなくなるので、返球するどころの話ではなくなってしまいます。

これでは「守り」も何もせずに、ただ「逃げている=自分の運命を相手に委ねている」だけのテニスになってしまいます。

「守る」とは「相手から攻められないようにする」事であり、ただミスをせずに返球を続ける事ではありません。

その辺りについては、以下の記事を参考にしてくださいね。

■こだわり

■どこを見据えるのか?

 

U12やU14の段階で、勝敗に固執してしまうと、本来、その時点で身に付けなければならない戦略術や技術といったものを身に付ける機会を失ってしまいます。

多くの場合、その勝敗に固執するのは、選手本人ではなく、その周りに居る親やコーチ達ですが・・・

そして試合に負けると、反省会という名前を冠した大説教が始まります。

「こんな事をしていて良いのか?」「相手はココが弱いから、こうしなさいと言っただろう!」「あの場面では、こうするべきだ!」「ちゃんと考えているのか?」「びびらずに思い切って行け!」

このような状況下にある選手は、試合の流れが悪くなると親やコーチの顔色を伺い始め、思い切ったプレイが出来なくなっていき、頭の中は「負けたらどうしよう!?」とか、負けた時の言い訳などを考え始め、もう試合どころではありません。

みるみる選手の顔色が変わって行くのが見て取れるほどです。

最初に親やコーチからの戦略という名の指示があると、それに従うようになり、自分の思い付きよりも「指示」を優先させてしまいます。

こんな状況を作り出しておきながら、反省会では、「ちゃんと考えているのか?」<いやいや考えさせていないでしょ!>、、「びびらずに思い切って行け!」<おいおいプレッシャーを与えているのは一体誰?>

そして、そのような選手は「イモラー」への道を進み始めます。

入っている「IN」のボールを「OUT」にするという不正ジャッジを行うようになり、、その時点では多少は勝つ事ができるでしょうが、不正ジャッジに頼らなければならなくなった時点で、その子の将来は暗いものになってしまいます。

試合後、親やコーチの前で涙ながらに立たされたり、(親やコーチの)後ろを追いかけながら誤ったりしている姿を見ると、「テニスを嫌いにならなければ良いけど・・・」と他人事ながらに心配になってしまいますし、練習の中においても、1球打つ毎に「あ~だこ~だ」とアドバイスと称した叱責をもらっていたりするのを脇に見ながらレッスンをしているのは、とても辛いものです。

これを読んで頂いている皆さんには、この様なコトにお心当たりがありませんように・・・

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