今年のマイアミオープンでのジョコビッチの練習風景がYouTubeに掲載されていました。
この手の動画は、意外にたくさん掲載されているので、とても参考になりますが、あえて、この動画をセレクトしたのには、幾つかの理由(わけ)あります。
ぱっと見て、すごく楽に軽くボールをヒッティングしているように見えますよね~
・・・でも、見て欲しいのは、その「足(フットワーク)」です。
この動画は、左右の少し上方から撮影しているので、フットワークがよく観察できますし、スローでフットワークを中心に見せるシーンも織り込まれていますので、掲載した方も、その様な思いを持ってこの動画を作成したのでしょう・・・
軽く打ち合っている様に見えますが、すごく細かい動きをしています。
一旦、軸足を決めてからも(ボールとの距離を)微調整をしているシーンがあるのが分りますか?
上半身は、いつでも同じような動き(スイング)をし、足(フットワーク)を使ってボールとの距離を微調整する。。。こんな風に言うと、「基本でしょ!それは!」と言われると思いますが、、これが、意外に出来ていないんですね。
私たちの様な市民プレイヤーが、最後にボールとの距離の微調整を行うのは、ほとんどの場合、右腕や上半身を使って調整していますので、頭や上半身が傾いたりするなどの「上半身のブレ」が少なからず見受けられます。
果たして、それで正確な打点に入って打っていると言えるでしょうか?
右腕の長さが変化したり、上半身の回転軸が傾いたりしていると、安定したスイングなんて出来るワケがありませんよね。
もちろん、トッププロと言えど、試合となれば話は別ですが、練習の中では、そういった「ブレ」がほとんど見られません。
フットワークでボールとの距離を微調整し、その土台の上で上下半身や腕の捻り戻し(アンコイル)パワーを使ってボールを打つので、右腕に力を込めて打っているようには見えないですし、前に押しているようにも見えません。
力みや淀みが少なく、頭や上半身の軸ブレも(ものすごく)少ないので、楽に簡単に打っているように見えるのだと思います。
上半身を回転させる使い方の中で、一番重要なのは左手(掌や前腕)の使い方なのですが、この辺を集中的に教えてくれるコーチは少ないように思います。
ジョコビッチの左側から撮影したシーンがありますが、フォアハンドのユニットターンの際に、顔、右肩付近に必ずと言ってよいほど、左掌が見えます。
これがすごく重要なサインなんです。
これを細かく書いていくと大変な量になるので、詳しく聞きたい方は、お手数ですが、ショップまでお越しくださいね~
手取り足取り?お話しますので。。。(^o^)丿
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