■得意な所と不得意な所(2)

   
   

前回、中途半端な内容で終わってしまった、得意不得意の話の続きです。

・・・とは言え、どう書いたら良いものか(笑)・・・

 

え〜っと、皆さん、フォアとバック、どちらが得意ですか?

そう聞かれると、まぁ、多くの方が「フォアが得意」と言われるのではないでしょうか?

もちろん、私のようにバックが得意な方も少数ですがいます。

 

この得意不得意な箇所には、何らかの「差」があると思います。

その「差」のせいで、難しくなってしまっているのが、不得意な箇所なのだと思います。

 

例えば、バックハンドが得意な方、「回転系のサービスを得意」にしていませんか?

逆にフォアハンドが得意な方は、フラット系が中心で、回転系は少し不得意にしていませんか?

もちろん、中上級者ともなれば、訓練の結果で、どちらもある程度打てるようになっていますので、そこは省いて考えてくださいね。

単純な話、サービスは、バックハンド寄りのグリップを中心に使いますので、バックハンド寄りのグリップを使い慣れている方は、サービスでもあまり不自由せずに、バックハンド寄りのグリップを使うことができます。

逆もしかりで、フォアハンドが得意な方は、フォア寄りの厚めのグリップを使うのが得意なので、それは回転系のサービスには不向きなグリップです。

まぁ、この様に、得意不得意な箇所には、それなりの理由があるのですが、、今お話したのは、どちらかというと技術的な面です。

それよりも先にチェックして欲しい点があります。

それは、「ヒッティングの前の準備」です。

「はぁ、何言ってんの?」と言われるかも知れませんが・・・

このヒッティング前の準備というのは、以下のような手順?になります。

①相手の打ったボールがどちら(自分の右側なのか?左側のなのか?)に来るのかを判断
②ボールの着地地点へ移動しながら、テイクバック
(厳密には、ボールの球種、高さ、スピード、コート角度などから着地地点を予測しながらの移動ですね)
③フォアなら右足、バックなら左足を決めて、フォワードスイング
④打球
⑤フォロースルー
(これには、姿勢制御が含まれます)
⑥次打球のためのポジショニング

rf_ftwk_1

この6つの中で、実は①がすごく重要なのですが、苦手不得意な箇所は、この判断の後の動きだしが、得意な箇所と比べると遅いです。

不得意な箇所だから見極めに慎重になっているのでしょうか?

自分のことを例にあげると、この判断の後、苦手なフォアハンドは、ボールをしっかりと見ようとしてしまい、足決めやユニットターンが中途半端になっていました。

動き出すことよりも、見ることが優先されてしまっていた分けです。

少し気をつけて、この最初の反応を早くするだけ!

ボールが自分の右に来るのか左に来るのか?、これを判断して、右ならフォアハンドのテイクバックを始める!

たったこれだけのことなんですが、これが素早くなるだけで、意外に色んなことが改善されます。

 

一度試して見てくださいね。(^o^)丿

 

 

 

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