■完璧主義

   
   

更新が滞ってしまい、申し訳ありません。

まだパタパタ×バタバタしています。(⌒-⌒; )

 

さて、テニスにおいて「完璧主義」は、果たして良いことなのでしょうか?

 

更なる上達を目指して、練習では難しいショットにトライをします。

・・・ですが、この難しいショットにトライ(挑戦)しているのにも関わらず、それが出来なかった(成功の確率が低い)からと落ち込む人がいます。

前にもブログで似たような内容を書いたことがありますが、、

挑戦すること自体は良いことなのですが、、問題は、それが成功しなかったからといって、見るからに落胆の表情や仕草を見せるのは、果たしてどうなのでしょうか?

難しいコトに挑戦しているのですから、当然、成功の確率はとても低いワケです。

まぁ、当たり前の話なのですが・・・

この難しいショットが、たま~に成功するものですから、「自分はもっと(完璧に近く)できるハズだ!いや、できなければならない!」などと思い込み、無理をして難しいショットを打ち続けます。

そして、その結果は当然ミスのオンパレードになるのですが、、それを「調子が悪い」とか、「ダメだ!自分にはできない!」などと嘆き、勝手に自分一人で落ち込んで行く・・・

そこでミスの理由を深く考えず、「あ~もう~」とか「何でよ~???」と大声を上げたりラケットを投げたりと、行動に逃げてしまう・・・

メンタルは落ち込んで行き、プレッシャーや考え過ぎから体が硬くなり、ますますミスを繰り返す悪循環に陥っていくワケです。

これだと、もうとてもトライ(挑戦)と呼べる代物ではないですよね。

Kei_Error

基本、テニスはミスをするスポーツです。

ITF大会を渡り歩くトップジュニア達でも、ATP/WTAトップ10以内の選手でも、かならずミスをします。

ただし、トッププレイヤーになればなるほど、試合では、その(アンフォースドエラーと呼ばれる)ミスが少なくなっていくワケです。

あのジョコビッチでさえ、1試合で100本のアンフォースドエラーをし、危うく敗退するところでした。
(これには、対戦相手のシモンがジョコビッチのミスを引き出す展開を組み立てたという側面が大きくありますが・・・)

 

要は、ショットの成否よりも、問題は、その成否の「確立」であり、且つ、肝心なポイントで、キチンと点が取れたのかどうか?です。

普段90%以上の確立でショットを成功させることが出来ても、「ここぞ!!」というポイントで、成功させることが出来なければ、試合に勝つのは難しくなります。
・・・なのですが、そのショットそのモノが成功したとしても、素直に点に繋がらないコトも多々あります。

相手がいるスポーツですから、そこで読まれてしまったり、相手いる場所に打ってしまったり、というパターンですね。

 

でも、それが試合なんです。

 

これらの事をキチンと理解せずに練習をしていると、新しいコトにトライする度、上手く出来ないのは当たり前のことなのに、出来ないから(=確率が低い)と言って、勝手に落ち込み、悪循環ループをぐるぐると回る訳です。

こんな状態では、成長に時間がかかるのは当たり前ですよね。

ミスをした時に必要なのは、「もう30cmネットの上!」とか「あと2歩足を動かす!」といったような対策を考える方へ思考をシフト(変更)することです。

たとえその対策案が100点満点ではなくても良いのです。

大事なのはポジティブシンキング(プラス思考)なので、それを続けることができれば、落ち込まずにトライを続けることが出来ます。

 

皆さんはどうですか?

練習中に「やばい!」とか「ダメだ〜」とか、「あ〜もう〜」というようなネガティブシンキングに陥っていませんか?

そして完璧を求め過ぎて、勝手にハードルを高くしていませんか?

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