■沖縄の人(うちなーんちゅ)は無頓着(て~げ~)??

   
   

お店を始めて10年余になりますが、、、沖縄の人(うちなーんちゅ)は、「張り」に対しての関心が低いように思います。

それも凄~く(笑)

張り上がりが多少気に入らなくても、「なんくるないさ~」的な県民性??ですかね~

※「なんくるないさ~」の本当の意味は、単に楽観的な「どうにかなるさ~」ではなく、「ヤルだけやったから(或いは一生懸命やったから)、どうにかなるさ~」というような「人事を尽くして天命を待つ」というような意味だそうですが・・・

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面白いことに、、ストリングや張りには関心が低くいのですが、、それで打ち出すショットには拘(こだわ)りがあるような・・・

 

あるコーチの方が言ってました。

「誰が張ったガットでも、打てるよね~」

あ~~~、そうですね~~、確かに打つだけなら私も打てます・・・・・でも、試合で使う気にはなれませんし、練習でも使い続ける気にはなりません。

そのコーチの真意の中には、誰が張り上げたラケットでも、自由に打てるような感覚や技術を身に着けて欲しいとのコトもあるかも知れませんが、成長段階のジュニアにそれを強いるのはどうでしょう??

張り上がりが不安定な状態のストリングでは、毎度毎度、異なる打球感覚を修正してボールを打つ必要がありますし、当然、飛び具合やスピンの掛かり具合も違います。

ストリングがヘタるのも早かったり、切れ易かったり、硬すぎたり、柔らかすぎたり、、、場合によっては、体に思わぬ負担をかけてしまうコトにもなりかねません。

ストリング1本1本のテンションのかかり具合にバラツキがあると、打球面の硬さにもバラツキが生じますので、ボールを打ち出す角度に影響を与えかねません。
そうなった場合、手元で数度の誤差が着地地点では、数10cmに及びますので、起きなくても良かったアウトが起きるかも知れません。
まぁ、県域アマチュアの私たちですから、そんな誤差は日常茶飯事なんですけどね~~(笑)

ストリンガーは、ただストリングを張れば良いというモノではありません。

プレイヤーの技量や感覚に添えるように、ストリングの選定、テンションや張り方の調整や、ラケットバランスの調整をしたりと、凄く難易度が高いお仕事です。

1回や2回で、その方のお気に入りが出来るコトは、すごく稀なお話で、プレイヤーとストリンガーが二人三脚で相談&調整を続けながら、テニスを続けていくコトになります。

それは、ジュニアであろうがシニアであろうが、男性であろうが女性であろうが、変わるものではありませんが、その内容が大きく異なってくるのは明らかですよね。

一番厄介なのは、プレイヤーが自分自身のコトをどこまで理解できているのか?という点でしょうか・・・

私にお話してくれる内容を控えめにしてくれる方(こちらは大人の方が多いですかね)や、逆に大袈裟にしてくれる方(こちらはジュニアが多いですね)など、千差万別なので、その人の真の要望に添えるのは、本当に至難の業なんです。

初めてお店を訪ねて来られる方達の話を聞いていると、本土から来られた方達は、ストリングの選定や張りに、すごく思い入れを感じます。

GOSENさんの「張人」も、沖縄では地位なんてモノは感じられませんが、本土に行くと、「張人なんですか~!(淒)!」というような見られ方をします。

・・・ですので、口を揃えて、「(自分の)ストリングは、どこの誰だか分らないような人には張って欲しくない」とい言います。

中には、以前お世話になっていた東京のお店に郵送で送って張り替えてもらっているという方までいらっしゃいます。
(たまたま、そのお店が知り合いのレベルの高いお店だったので、比較されるとプレッシャーがかかるのですが(笑)・・・・)

 

ジュニアに関しても、県外へ出て活躍するような選手であればあるほど、張りには拘って欲しいです。

なぜなら、県外のトップジュニアには、その地域のトップストリンガーがサポートしているコトが多いので、ストリングやラケットという物の時点で既に差が付いてしまっています。

ストリンガーのお陰で選手が勝っている!なんておこがましい事は言いませんが、、よりキチンと正しく張り上げられたラケットとストリングは、その性能をしっかりと発揮してくれます。

性能を発揮できるラケット&ストリングを使う選手と、そうでないラケット&ストリングを使う選手とでは、実力は同等であっても、総合的には差が付いてしまいますよね。。。凄く面白くない話なのですが・・・

その差を埋めるべく、私も必至で頑張っていますので、何か疑問なコト等がありましたら、何でも問い合わせてください。

即答できないコトもあるかと思いますが、頑張ってお答えしますので・・・m(__)m

 

 

 

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