■ミスの連鎖を断ち切る PartⅡ

   
   

実は、続きを思いついてしまいました(笑)

先のブログでは考え方について書きましたが、、気持ちの持ち方も重要な面があるので、こちらも書いてみたいと思います。

まぁ、気持ちの持ち方=考え方 じゃん!と言われる方もいるかと思いますが・・・

ミスが続いている時=メンタル(精神)的にも落ちている時。

考え方次第で気持ちは多少楽になるかも知れませんが、さらに試合に勝つためには、落ちている状態(マイナス)から積極的に試合に勝とうしている状態(プラス)の状態まで持ち上げる必要がありますが、、これはもう容易ならざるコトです。

up_down

落ちている状態をもう少し細かく見ていくと、、、マイナス思考に囚(とら)われている状態です。

・負けたくない

・ミスしたらどうしよう

・勝ちたい

・(ダブルスだと)パートナーに申し訳ない

・丁寧に打とう

・ミスをしないように

 

「・・・したらどうしよう・・」というのは、まだ起きてもいない未来の出来事を勝手に心配しているだけなんですが、、、この状態の時には、今、何をしなければいけないのか?、何をすべきなのか?といった「今」に集中できていないワケです。

そうは言っても、、(気持ちが)落ちている時に、こう言う考え方を冷静に出来るでしょうか?

訓練次第では身につけることは十分に可能だと思いますが、、、そうでないうち、特にまだジュニアのうちは感情に左右され易いので、こういう冷静な考え方をするのは、とても難しいと思います。

・・・ですので、何か1つルーティーンを決めて取り組むコトから始めて行く方が良いですね。

例えば、シャラポワの様に、ポイント間で一旦後ろ(フェンス側)を向いて、ストリングを見つめ、足をステップ&ステップという感じですね。

もちろん、タオルを使うコトもその1つ。

 

落ち込んでいるのは、もちろん内面の方なのですが、面白いことにその内面は、そのまま外面に現れる!と言うコトです。

がっかりした表情をしたり、頭を下げたり、肩を落としたりという仕草ですね。

 

実はこれ、逆もしかりなんです。

「内面⇒外面に出る」のであれば、外面を修正すれば、内面にも変化を起こせる(外面⇒内面)!のでは!?

・・ですので、気持ちが落ちているのであれば、「外面だけの空元気でもいいから、笑っていろ!!」ということ!

この空元気で元気なフリの演技をすることで、自分の内面も、演技の内容に近づいて行きます!!

 

そして、試合中で(恐らく)一番大事な「戦う(闘う)気持ち」を取り戻す切欠にできると思います。

 

試合中にまず最初にするべきコト!

それは、戦略・戦術を考えることや、ショットの成否を心配すること、或いは、試合の勝ち負けを考えることなどではありません。

一番最初にするべきことは、「戦う(闘う)気持ちを持つこと」です。

2つ漢字を書いたのは、、もちろん2つの意味があるからです。

戦う ⇒ 相手と戦う(格闘するの意)

闘う ⇒ 困難と闘う(戦うより広義で、困難を克服するということや、目に見えない精神的な闘いなども表す)

この「戦う(闘う)気持ち」がなければ、いかに優れた戦術や戦略であっても、上手く実行することは出来ないでしょう!

 

メンタルは、メンタルトレーナーという指導者が存在するほど、奥が深く難しいものです。

故に、メンタルを武器とすることが出来れば、何物にも変えがたい素晴らしい武器になると思います。

頑張りましょう!!!(^o^)丿

 

 

 

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