ポリエステルストリングでは有名な、あの『LUXILON(ルキシロン)』から、オーバーグリップが発売になりました。
しかも!、ドライグリップです。
グリップテープについて、ちょっとうんちく!!
1口にグリップテープ(正確には、もともとラケットに巻いてある元グリップの上に巻くのでオーバーグリップ)と言っても、大きく分けて2種類あります。
それが、ウェットグリップとドライグリップです。
ウェットグリップの特徴としては、触るとペタペタくっつくような感じがします(もちろん、巻き始めのうちだけですが・・)。
一般的に広く使われているのが、このウェットグリップです。
WilsonさんのプロオーバーグリップやYONEXさんのウェットスーパーグリップ、GOSENさんの快乾グリップなどです。
そして、もう1つあるのが、ドライグリップ!
ドライは、その名の通り、乾いている感じですので、触るとサラサラしています。
ウェットのようにペタペタする感じがありませんが、吸水性は、ウェットよりも断然良いです。
・・・ですが、吸水性が良いがために、使えなくなるのも断然早いです。
有名どころでは、トーナグリップですね。
D.ティエム、R.ガスケ、M.シャラポワ、T.ロブレド、P.サンプラスと言った有名な選手たちも愛用しています。
プロの選手たちは、ほとんどが白のオーバーグリップを使用していますが(これにも理由があります)、白でなくて、青いグリップを見かけたら、まぁ、間違いなくトーナグリップですね。
国内では、あまりシェアの広くないドライグリップですが、世界のツアー選手を見てみると、ウェット6:ドライ4位の割合で、結構な数のドライグリップユーザーがいるそうです。
若いうちは手汗が多いので、ドライは重宝すると思いますが、さきのうんちくでも書いたように、耐久性がかなり悪いですので、コストパフォーマンスは良くありません。
(年とともに手汗の量が減るのは、老化現象だそうですよ~)
LUXILONのELITE DRYグリップは、この耐久性をもカバーした優れものです。
実際に、子ども達にも使ってもらいましたが、確かに、これまでのドライグリップよりは、もちは良いようです。
握った感じは、以前Wilsonさんから発売されていました、ADVANTAGEグリップに似ていますが、ADVANTAGEよりも弾力性があって、引っ張ると結構伸びます。
(ひょっとしたら、これがベースになっているのかも・・・)
そのまま普通に巻くと、クッション性が高くなるので、少し引っ張り気味に巻いた方が良いかも・・・
LUXILONはポリエステルストリングでは有名なベルギーのメーカーですが、このグリップの開発に6年も歳月をかけており、試行錯誤の段階で辿り着いたのが、日本の工場だったんだそうです。
そう、このELITE DRYは、Made In Japan(メイド・イン・ジャパン)なんです。
LAFINOの紹介動画がありますので、ごらんください。
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普通、掌に接する表面に保護ビニールがラップされていますが、このELITE DRYは、裏面の少しウェット感がある面に保護ビニールがあります、これも面白いですね。
(^◇^)ノ
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